派遣で役立つ資格として有名な日商簿記を徹底分析
2018.08.17
派遣として働いていると、契約が満了したときに次の新しい仕事を探さなければいけません。
そんな時、資格を持っていると仕事探しにも有利となり大変役立ちます。
現在、資格を持っていなかったり、武器となる資格が欲しかったりする方におすすめなのが日商簿記の資格取得です。
派遣として働くときは、パソコン関係の資格が有利だと思われていますが、実は日商簿記の資格を取ることで有利なことが多いのです。
なぜなら、日商簿記の資格取得者というのは意外と少ないので日商簿記の資格を持っているとかなり有利となるからです。
日商簿記は短期間に集中して頑張れば、初心者でも6ヶ月ほどで取得可能な資格ですのでどなたでもチャレンジが可能ですし、実務経験がなくても日商簿記の資格を持っているだけで派遣会社から仕事の電話がかかってくることもあります。
難易度も級によって異なってきますが、1級を除けばやる気さえあれば誰でも取れる資格です。
また、数字を扱う資格ですが、数学が苦手という方でも全く問題ありません。
簿記検定で身に付くスキルは財務諸表の内容から経営内容を判断するなど財務職として働く上でもとても役に立ちます。
日商簿記検定の2級と3級においては、上位何パーセント合格といった試験ではなく、合格点をクリアしていれば全員が合格となりますので、努力したら確実に結果を得られる資格試験となります。
また、年齢や学歴等の受験資格もありませんのでどなたでもチャレンジできる点も大きな特徴といえるでしょう。
日商簿記の検定試験は、2016年度から企業活動や会計実務に即した実務的なものとなるように出題範囲が変更になっています。
ここでは簡単に各日照簿記を紹介していきます。
【3級】
商業簿記のみの学習となります。
経理関連書類処理や青色申告書類の作成など、初歩的な実務に関してある程度の知識が身につきます。
初歩的な問題が多いのでまずは3級取得からスタートしてステップアップしていくと良いでしょう。
【2級】
経営管理・財務担当者には必須の知識とされる財務諸表の数字を読み解く力が身につき、経営内容を把握できるようになります。
履歴書に書けるのは2級からと言われているので、派遣で経理職を目指すなら2級取得を目標にしましょう。
【1級】
公認会計士、税理士などの国家資格を目ざす方の登竜門の資格となります。
極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を学び、会計基準・会社法・財務諸表等規則などの企業会計に関する法規を理解し、経営管理や経営分析ができるようになりす。
日商簿記最上位の資格であるため難易度は非常に高いです。